スポーツインソール Sports Insole

足にお悩みのある方

スポーツ選手は日常的に体を鍛錬し、極限まで酷使します。常にライバルとの競争にさらされ、肉体的にも精神的にも疲れがたまることでしょう。
そんなアスリートの生命線ともいえる「足」に悩みを抱えるスポーツ選手は大勢います。
京都ランステージではそんなアスリートの悩みをサポートします。

足の異常について・・・

足の構造的な欠陥には前足部の回旋異常や脛骨の異常など様々ありますが、
その原因として一般的に言われるのは
・先天的要因
・筋バランスの崩壊による変形
・足に合わない靴や、過矯正を行ったインソールの装着による変形
の3つです。

実は完全に正常な足というのはほとんどありませんし、正常ではない足が必ずしも異常というわけではありませんが、様々な故障の原因になる可能性があります。これらを補正することですでに故障した足、さらには潜在的に故障の予備軍であった足を正常な状態へと導きます。また、距骨下関節の動きを正常範囲内に抑えて、足のoveruse(過使用)や異常代償を軽減します。

ほとんどの人は、身体の左右の形が異なります。これは足にも同じことが言えます。しかし、左右の形状が大きく違う足はトラブルが起こりやすい足と言えます。

インソールの機能・目的

扁平足

症状や原因によって多岐に分類される扁平足ですが、私たちは生活様式や用途に合わせたインソールを考えます。スポーツ選手の場合は競技に応じて、また動きに応じたインソールを考えます。
以前は「扁平足=運動ができない」といわれることが多かったのですが、一流の選手でも扁平足の人が多く見られ、最近は見直されてきているようです。私たちは扁平足のアスリートに対して特別な矯正は行わず、蹴り出しのパワー伝達と疲れ軽減を目的としたインソールを製作します。

シンスプリント

overuseによる代表的な疾患で、足の回旋異常がその主な原因であると言われます。足の回旋異常は下腿のストレス増大の原因でもあり、疲労骨折となる場合がありますので早急の対処が必要です。
一般的に下肢のoveruseは練習のしすぎによるものと思われがちですが、実はたった1歩の中に小さな異常が隠されています。これが積み重なることによって大きなストレスになります。私たちはこの小さな異常を見つけることが治療、そして予防への第一歩だと考えています。

腸脛靭帯炎

回外足のアスリートに多いと言われます。下肢アライメントの補正を目的としたインソールを考えます。慢性化・難治化しやすく、インソールだけで対処するには困難な疾患と言えます。

その他

足だけではなく、膝の疾患、たとえば膝蓋骨周辺の病変や膝の関節症などにもインソールが適応となることはよく知られています。

下腿疲労骨折

疾走型・跳躍型に分類され、足部の回旋異常と関係があると言われます。これを補正するのがインソールの目的です。骨折の急性期は固定・安静が必要となります。

足部疲労骨折

サッカー選手の場合は第5中足骨疲労骨折(Jones骨折)が有名です。足部の疲労骨折を起こすアスリートには共通した足の変形が見られます。

膝前部痛 Anterior knee pain

柔軟性が失われた足、または回旋不一致による膝への悪影響が関与していると考えられています。まずはその原因を追究し、対処法を探ります。

足関節背屈制限

パワーを最大限に発揮できないだけでなく、様々な故障の原因となります。
インソールだけで対処するには困難な問題です。

足と靴に関するよくある質問

Q & A

私はすぐに靴の外側が減るのですが、これは異常ですか?

人は歩く時、踵の中心またはやや外側から地面につくとされていますので、外側が減るのが異常だとは限りません。ただし、明らかに外側ばかり減る、または内側が減る・・・というのはもしかしたら異常があるかもしれません。

ドイツ製の靴はやっぱり足にはいいのですか?

欧米の方が日本よりも靴の歴史が長く、靴に対する意識も高いと言えます。特にドイツ製の靴は日本でも人気があるようです。しかし、それらが日本人の足に合うかどうかはまた別の話ですし、一般的に外国製の高級靴は定期的なメンテナンスを行うことでその機能が維持されます。ですから、「外国製の高い靴を履いている=足にいい」とは一概には言えません。

靴は軽い方がいいですか?

スポーツシューズの中には重さを感じさせないほどのものもありますが、日常的に使用する靴にはそれほど軽さを求める必要はないと思います。体重・筋力にもよりますが、ある程度の靴の重さは足の振り出しを補助して歩行をスムーズにしてくれます。

クッション性のよい靴を選ぶようにしてますが、足に良いですか?

足の状態によってはクッションが足に悪影響を及ぼす場合もありますのでご注意ください。

外反母趾の人は5本足のソックスを履いた方がいいですか?

2本指や5本指などいろいろありますが、実はこれらのソックスは外反母趾には適していないという考え方もあります。

外反母趾の人は横幅の広い靴がいいですか?

外反母趾の方は幅広の靴をよく履かれていますね。ただ、外反母趾の方には幅広の靴はあまり好ましくないという考え方もあります。詳しくはお問い合わせください。